大分県由布市のJR由布院駅で、15日午前から午後にかけて工事作業中の屋根から2度にわたり天井の一部が落下し、利用者4人に当たったことがわかりました。原因は木材の腐食と見られています。

JR九州によりますと、15日午前11時前、JR久大本線の由布院駅入り口付近で屋根の工事をしていたところ、ひさしの一部が落下しました。総重量6.3キロの木材が落下し、利用者2人の頭や肩に当たりました。

JR九州提供:落下した木材

また、午後0時40分頃にも同じ所から総重量3.3キロの木材が落下し、床で散乱した破片が別の利用者2人の足に当たりました。このうち1人が痛みを訴えているということです。

由布院駅では5月7日から雨漏り対策工事をしていて、JR九州は木材の腐食が原因と思われるとしています。