アメリカとの関税交渉をめぐり、JA全中の会長が赤沢大臣に「農業を犠牲にする交渉は到底受け入れられない」と緊急に申し入れました。
JA全中 山野徹 会長
「生産現場においては、大きな不安と混乱が広がっております」
きょう、全国の農協を束ねるJA全中の山野会長らは、トランプ関税をめぐる交渉役の赤沢経済再生担当大臣に要望を緊急で申し入れました。
山野会長らは自動車など分野別の関税撤廃を求める協議において、「農業を犠牲にするような交渉は到底受け入れられない」と国内農業の保護を訴えました。
とりわけ、コメについては「海外輸入により、現在の価格高騰に対応するという安易な考えは、国益を損なう」と輸入拡大に強く反対。これに対し、赤沢大臣は…
赤沢亮正 経済再生担当大臣
「しっかり守るべきものは守り、相手国に言うべことは言う」
「国の基である農業を犠牲にするような交渉は行わない」として、農業へ配慮する姿勢を強調しました。
政府関係者によりますと、赤沢大臣は来週後半にも訪米する方向で調整していますが、依然として、日米の立場には隔たりがあり、厳しい交渉が予想されます。
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