地震と豪雨で甚大な被害を受けた、石川県珠洲市の大谷地区に5月、小さなスーパーがオープンしました。地域で唯一の商店が廃業し、買い物に困る住民たちのためにと立ち上がったのは、県外からボランティアで訪れていた一人の女性です。

弁当や野菜、フルーツなどの生鮮食品や日用品が並ぶ小さなお店。7日、珠洲市大谷地区にオープンした「みんなのスーパー長橋食堂」です。

店を営むのは神奈川県からボランティアで訪れている後藤恵美さん。2024年2月に珠洲市に入り、住み込みで炊き出しや屋根の修理などの支援活動を行ってきました。

みんなのスーパー長橋食堂 後藤恵美さん「皆さん困られているなと思った。ここにスーパーとか買い物ができる所が少しでもあれば、住民だったり地域を訪れる方々に絶対に喜ばれると思ったのでやります!と」