きのう愛知県犬山市で自衛隊の練習機1機が墜落した事故で、中谷防衛大臣は、およそ60機の同型機種にはフライトレコーダーを搭載していないと明らかにしました。

愛知県の入鹿池付近に墜落したのは、宮崎県の航空自衛隊・新田原基地に所属するT-4練習機です。

墜落した機体にはフライトレコーダーが搭載されていないため、今後の原因究明が難航するとみられます。

中谷大臣はきょうの参議院・外交防衛委員会で、航空自衛隊が保有するT-4練習機197機のうち、およそ60機はフライトレコーダーを搭載していないと明らかにしました。

今後、機体へのフライトレコーダー搭載について「今回の事故を踏まえ、速やかな搭載に努めていきたい」と語りました。