来年4月から自転車にも「青切符」による交通違反の取り締まりが始まるのを前に警察が街頭活動を行いました。

来年の4月から自転車の交通違反に対しても車などと同様に反則金を支払わせる「青切符」制度が導入されます。

この法改正を前に、自転車の通行量や事故が多い山梨県甲斐市内の県道で街頭活動が行われました。

警察官およそ15人が6か所の交差点に立ち、ヘルメットの着用や左側通行などを呼びかけました。また並んでの走行やイヤホンをつけた状態での運転に対しても指導しました。

山梨県警 交通指導課 加藤洋平課長補佐:
「車と衝突して大きなけがをしたり、逆に自分が加害者側になるという可能性もありますので、自転車であってもしっかりと交通ルールを守るという意識をもっていただきたい」

なお、酒酔い運転や携帯電話を使用しながら事故につながるような悪質で危険な運転をした場合は、これまで通り「赤切符」が交付され、刑事罰の対象になります。