15日に行われる可能性のあるウクライナとロシアの直接交渉をめぐり、ロシア側は、3年前のウクライナとの交渉を担当したメジンスキー大統領補佐官らを代表団とすると明らかにしました。

ロシア大統領府によりますと、ウクライナとの直接交渉に向け、3年前の交渉にも当たっていたメジンスキー大統領補佐官のほか、元駐日大使のガルージン外務次官らが代表団のメンバーになるということです。

一方、これに先立ちウクライナのゼレンスキー大統領は14日、「ロシアの出席者を確認し、その後、ウクライナが取るべき対応を決める」と話しました。そのうえで、必ずしも首脳会談にはこだわらず、自らもトルコ入りして交渉に柔軟に対応する姿勢を示しています。

また、アメリカはルビオ国務長官などを代表団として派遣することを明らかにしていますが、中東を歴訪中のトランプ大統領は14日、自らがトルコ入りすることもありうるとの考えを示しました。

アメリカ トランプ大統領
「私は予定が詰まっているが、多くの命を助けてから戻ることをやらないと決めたわけではない」

直接交渉の開始時間や会場などは、まだ明らかにされていません。