地球温暖化を防ぐ取り組みです。

山口県山口市で14日、園児が緑のカーテンにするゴーヤーの苗の植えつけを行いました。


記者
「日ざしを避けるために、これから子どもたちがこちらのゴーヤーの苗を植えます」

ゴーヤーの苗の植えつけをしたのは、認定こども園おおとりの園児29人です。

植えたのは、あばしゴーヤーの苗です。

園児たちは土を掘り、1人1株プランターに苗を植えつけていきました。

園児たち
「大きくなーれ!大きくなーれ」

このイベントは2008年から行われていて、県漁協の高さ6メートル、幅13メートルの網が使われています。

ゴーヤーの苗は7月下旬から8月上旬に網全体を覆い、緑のカーテンが完成します。

緑のカーテンの効果で、室内の温度はおよそ6度、外ではおよそ4度下がるということです。

園児
「楽しかった。食べたらちょっとまずかった」
「大きくなってほしい」

県施設管理財団 田邉広 サービス課長
「自分たちのやったことが役に立ったんだなという思いや、植物の成長はすごいなという思いを抱いてくれたら」

8月上旬には、およそ20センチから30センチに成長したゴーヤーの収穫を行う予定です。