14日は日中よく晴れ、初夏の陽気となりました。そんな青空のもと、高知県いの町では子どもたちが田植え体験を行い、米づくりについて学びました。

青空のもと楽しそうにやってきた子どもたち。挑戦するのは田植えです。いの町の伊野南小学校では毎年、子どもたちが田植え体験を行っていて、14日は、5年生の児童と伊野南中学校の生徒が参加しました。高知市の卸売企業、高知食糧や地域の生産者が協力していて、「ヒノヒカリ」を植えていきます。子どもたちは、種まきから米作りに関わっています。足を取られないようにゆっくりと、丁寧に苗を植えていく子どもたち。これから半年間米の成長を見守ります。

(児童)
「めっちゃおいしいお米に育ってほしい」

この後、あいの保育園と八田保育園の園児も、田植えに参加しました。大人たちから教わった植え方を、今度は自分たちが小さな子どもたちに教える番です。

(児童)
「もうちょっとね、ギューって入れたらお米さんも喜ぶと思う」

園児も、小学生も、中学生も、泥まみれになりましたが、夢中になって苗を植えていきました。

(Q.泥まみれですがへっちゃら?)
「うん」
(Q.やってみてどうでしたか?)
「楽しかった。植えるの」

「(入ってみて)気持ちよかった」

「卵かけご飯(で食べたい)」

(地域の生産者 敏森洋志さん)
「(子どもたちは)自然の中で楽しそうでした。自然の中で生きているし、自然のものを食べているので、そういうことを感じてほしいし、自分も感じたい」

植えた苗は、9月ごろに収穫するということです。みんなで一生懸命、植えた苗。すくすく育つといいですね。