今年は漁獲枠が増枠し出漁が早かったこともあり、去年よりも7日早く、クロマグロの水揚げが始まった1982年以降最も早い初水揚げとなりました。

水揚げされたクロマグロは平均135キロ、1番大きいもので225キロと大きめの個体が揃っています。
初日の水揚げ量としては去年(19.7トン)の半分以下の8.6トンで、最高値は1キロあたり2890円。こちらは去年より20円安い価格での取り引きとなりました。
境港天然本マグロPR推進協議会 島谷憲司 副会長
「漁獲が増枠になったということで、開始が早いということはあったんですけど、結果的に去年より1週間早く初水揚げがあったということで、いよいよマグロのシーズン、夏だなという実感。物価高等々で非常に萎縮した消費になっている感じがありますが、このマグロを皆さんにお買い求めやすい値段で提供して、この不景気感を吹っ飛ばすことができれば。」
今シーズンの水揚げは7月初旬までの予定で、およそ1100トンの水揚げを見込んでいるということです。