中国の裁判所がスパイ活動を行ったとして日本人男性に懲役12年の判決を言い渡したことを受けて、中国外務省は中国に住む日本人が法律を守るよう日本政府が指導すべきだと主張しました。
2021年12月に上海市内で拘束され、その後起訴された50代の男性に対し、上海市の裁判所は13日、スパイ活動を行ったとして懲役12年の判決を言い渡しました。
これについて中国外務省の林剣報道官は14日の記者会見で、「法の手続きに則って処理し、当事者の合法的な権利を保障した」と、司法の手続きに問題はない考えを強調しました。また、「日本側は中国の司法を尊重すべきだ」としたうえで、次のように述べました。
中国外務省 林剣 報道官
「(日本政府は)中国に滞在する日本人に対し中国の法律を守り、犯罪活動に従事しないよう教育・指導すべきだ」
ただ、今回の裁判でも、どのような行為が罪に問われたのかや判決の理由は明らかにされておらず、司法制度の不透明な運用を懸念する声があがっています。
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