中国銀行を傘下に置く「ちゅうぎんフィナンシャルグループ」が昨年度の決算を発表しました。5期連続の増益、4期連続の増収となっています。

「ちゅうぎんフィナンシャルグループ」は、昨年度の経常収益が2,110億円と14.6%増加したと発表しました。また経常利益は、383億円と22.8%増えました。純利益は、28.2%増え、274億円でした。

国内金利の上昇に伴う資金運用収益の大幅な増加や、コンサルティング業での顧客獲得などが主な要因となっています。またトランプ関税で見通しが立たない経済社会を危惧した上で、中長期的に顧客の支援をしていきたいとしています。

(ちゅぎんフィナンシャルグループ 加藤貞則社長)
「地方創生を長年一番の柱にして取り組んできておりますので、しっかりやっていくしかないのかなと思います」

また今年度は、純利益が330億円と、過去最高益となることが予測されていて、来年度は400億円の純利益を目指していくとしています。