愛媛県が全国4位の生産量を誇る「乾しいたけ」の、出来栄えを競う審査会が愛媛県松山市内で開かれました。

「乾シイタケ」の審査会は、県森林組合連合会などが生産拡大とPRを目的に毎年、開いていて、67回目の今年は336点が出品されました。

シイタケは厚物の「どんこ」と「こうこ」、傘が薄い「こうしん」の主に3種類で、審査員が大きさや色、形などを評価しました。

その結果、最高位の農林水産大臣賞には厚物が愛媛県大洲市の向井宏文さん、薄物は同じく大洲市の増田幸江さんが選ばれました。

県によりますと、今シーズンは気象条件が整ったことから、昨シーズンより高品質に仕上がったということです。

(愛媛県林業政策課主幹・村上克和さん)
「シイタケに適した環境もあり、非常においしいシイタケが採れる産地なので、ぜひとも食べてほしい」

上位入賞の「乾シイタケ」は来月27日、静岡で開催される全国大会に出品されます。