いま若者を中心に「闇バイト」に勧誘されるケースが相次いでいます。福岡市では14日、大学生たちがゲームで闇バイトを追体験し、その危険性を学びました。

福岡市東区の九州産業大学で開かれた闇バイト対策の勉強会。学生や教職員たちおよそ40人が参加し、ゲームでその手口や危険性を学びました。

ゲームは実際の被害にあった事例をもとにしていて、リアルに再現されたSNSなどを通して、「闇バイト」に応募するまでを追体験できます。

ゲームの犯人の怒号
「おい、許さねーからなお前(電話切れる)」
参加した女子学生
「やばい、こわい」
学生たちは「簡単な作業で楽に稼げる」といった言葉に誘われ、気づけば犯罪に加担してしまう危険性などを学んでいました。

参加した女子学生
「怪しいサイトには入らない、もし気になったとしても自分から遠ざけるのが自分でできる回避かなと思いました」

福岡県警は、高額な報酬をうたった不審なSNSの広告などに注意するよう呼びかけています。