早くも夏の暑さが到来した福島市では、恒例の「小学校鼓笛パレード」が行われました。市内42の小学校が参加。およそ2900人の児童がメロディーを奏でました。

平岡沙理アナウンサー「きょうの福島市、日差しがあって半袖でも過ごしやすい陽気です。こうした中、子どもたちは一音一音合わせながら一生懸命演奏しています」

14日の県内は高気圧に覆われ、各地で気温が上がりました。日中の最高気温は、福島で27.3℃、伊達市梁川で26.8℃など、多くの地点で夏日となりました。この日のために練習を重ねてきた子どもたちは、息の合った演奏とパフォーマンスを披露しました。

曲目は、おなじみのヒット曲のほか、福島市ゆかりの作曲家、古関裕而が手掛けた校歌を演奏する学校も。沿道には平日にもかかわらず、多くの保護者が訪れ、わが子の晴れ姿をカメラに収めていました。

保護者「娘が6年生で最後だったので、ちょっとうわぁってなって感動でいっぱいです。立派に演奏できていたと思います」
保護者「暑い中頑張っていたので、帰って褒めたいと思います」
保護者「1年生からずっと来ていて、コロナで大変な時期もあったんですけど頑張っている姿を見て感動した」
保護者「一生懸命練習して、楽しそうにやっていたのでよかったです」

演奏を終えた児童には、熱中症対策のためスポーツドリンクが配られ、水分補給をしていました。夏先取りの暑さとなった福島市ですが、子どもたちの明るい音色が響き渡っていました。