岩手県西和賀町の特産品である西わらびが収穫の時期を迎え、14日、宅配向けの出発式が行われました。

トロッとした粘りのある食感が特徴の西わらびは、25年ほど前から町内で栽培が始まりました。
2024年、国が地域ブランドとして保護する地理的表示=GIの認定を受けました。
出発式には、西わらびを販売する西和賀産業公社や全国に商品を宅配する日本郵便の担当者など合わせておよそ30人が参加し、テープカットが行われました。

4月日照時間が短かったため、例年より4日ほど成長が遅れていますが、品質に問題はないということです。

今年の西わらびの出荷量の目標は28トンで、宅配の申し込みは23日まで、インターネットや県内の郵便局窓口で受け付けています。