全国336地点で夏日となった13日。東京・浅草の居酒屋では、外飲みが人気に。一方、心配なのは熱中症です。埼玉県の病院では、例年よりも半月ほど早く熱中症の患者が搬送されているといいます。
「スーツは暑い」外飲み客多数 各地で夏日を観測
喜入友浩キャスター
「夜も多くの人が集まる東京・浅草。特に賑わいをみせているのが居酒屋のテラス席です」

先ほど(13日夜)お邪魔した都内の居酒屋。冷えたビールを楽しむ人の姿が多く見られました。
「(Q.なぜテラス席)暑かったから。上(ジャケット)着ていて暑かった。暑くて疲れたなと思って、2人で。(Q.今のベストな服装は)半袖短パン。その辺にもいますけど、あれが一番適正」
「暖かくて外飲みしたいねって。(Q.半袖だが)夏、待ちきれない」
最高気温が25.6度と夏日となった東京。今夜(13日)は、初夏の空気を感じる外飲みが人気だといいます。

きょう(13日)は各地で暑い一日となった日本列島。全国336地点で夏日に。
季節は初夏ですが、実は、この時期から注意が必要なのが熱中症。去年は5月だけで、およそ2800人が救急搬送されています。
大阪・関西万博。15分おきの冷却ミストや無料給水スポットなどが設置されていますが、おととい(11日)、開幕以来、初めてのケースとみられる熱中症疑いが1件ありました。

大型ミストファンがフル稼働していたのは…鳥取砂丘。
帽子に…日傘、さらに水分補給と熱中症対策をしながら観光を楽しんでいました。
「疲れました。(Q.熱中症対策は)1リットル持っている」
修学旅行で来た高校生
「裸足で行ったので、めちゃくちゃ熱くて。裸足は失敗」

鳥取砂丘では先月、3人が熱中症で救急搬送されていて、今シーズンはドローンによる巡視範囲を拡大させるなど対策を強化しています。
熱中症による救急搬送は、観光地だけではありません。