メキシコで、市長選挙の候補者が選挙活動のライブ配信中に銃で撃たれて死亡するという事件が起きました。
支持者の車であふれる通りに突然、響きわたる銃声。歓声が悲鳴へと変わります。
ロイター通信によりますと、メキシコ中部ベラクルス州テクシスペテク市で11日夜、市長選挙の与党候補者が選挙集会を終えて支持者らと話をしていたところ、オートバイに乗った武装グループに突然、銃撃されたということです。
ロイター通信は検察当局の話として、候補者を含む4人が死亡、3人が負傷したと伝えています。
事件当時、候補者は選挙活動の様子をライブ配信していました。
ベラクルス州の知事は検挙することを誓い、シェインバウム大統領は州当局との連携や支援を約束しています。
AP通信によりますと、ベラクルス州では先月にも別の自治体の与党候補者1人が銃で撃たれて死亡しており、これまでに57人の候補者らが政府や州が提供する警備を要請したということです。
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