岩手県久慈市で13日、大津波警報などが発表された際に一時避難場所として使用されるビルの内覧会が行われ、市民およそ50人が参加しました。

津波の危険性が高まった場合に一時避難場所として活用されるのは、久慈市にあるNTT東日本が所有する鉄筋コンクリートの3階建てのビルです。
海からおよそ2キロ離れたこのビルは、大津波警報や津波警報が発表された際、3階の部屋と屋上でおよそ330人を収容することができます。
内覧会には市民およそ50人が参加し、万が一に備えて階段の位置などを確認していました。

(住民は)
「安心して町内の人もだいたいは入れるしね。最高です。本当に頭下がる」
市は今後、このビルに備蓄品を整備する予定だということです。