石川県内各地で今シーズンの田植えがピークを迎えていますが、地震と豪雨の被災地では、全く手付かずの田んぼが広がる集落があります。ため池や用水路の復旧が進まず、もどかしい思いを抱えるコメ農家を取材しました。

輪島市内でも有数の米の生産地として知られる町野町。水田には植えられたばかりの苗が風に揺られています。
ところが山あいにある金蔵地区では、手付かずの田んぼが多く見られます。

コメ農家 山下祐介さん「うらやましいなって正直思いますよね。もし地震・豪雨がなかったとすれば、今頃こうやって田んぼを眺めている事はなかった」