岩手県大船渡市の山林火災で、住宅が被災した人たちの入居が間もなく始まる応急仮設住宅に消火器などが贈られ、県庁で贈呈式が行われました。

13日は消防設備関係の事業者などで組織する県防災保安協会の菊池正敏理事長ら3人が県庁を訪れ、県土整備部の上澤和哉部長に目録を手渡しました。
贈られたのは、消火器52本と住宅用の火災警報器92個です。

いずれも大船渡市赤崎町の旧蛸ノ浦小学校と三陸町綾里の旧綾里中学校の2つのグラウンドに県が整備中の応急仮設住宅に設置され、入居が始まるのを前に全て取り付けが完了するということです。

(岩手県防災保安協会 菊池正敏理事長)
「安全安心な生活を送ってもらうよう希望する」

上澤部長は「住宅火災への備えになる」と述べ、支援に感謝しました。