夏の参院選に向けて立憲民主党、国民民主党連合山梨の三者協議がきのう開かれました。
協議を受け連合山梨は後藤斎前知事について「推薦」ではなく一旦「支持」で連合本部に報告することを決めました。
三者協議は後藤前知事への協力を求める国民民主党や支援団体の連合山梨の呼びかけに候補者の擁立を継続している立憲民主党が応じる形できのう甲府市で開かれました。

協議では国民民主党が参院選に後藤前知事を擁立した経緯を説明しました。
その上で国民民主党は立憲民主党に対して後藤前知事から直接、県連の会合で説明する機会を設けてほしいと要望したということです。
立憲民主党は近く対応を協議することにしていますが、かつて日本維新の会から立候補した後藤前知事に対する反発は根強く残っていて、組織として支援するかどうか先行きは不透明です。

立憲民主党県連 小沢雅仁代表:
「県連の常任幹事会を開催し、きょうの経過を皆さんに報告した上で今後の対応について当然党本部とも相談しながらなるべく早く結論を出したい」

一方、両党を支援する連合山梨は現段階で候補者が一本化されていないことから一旦、後藤前知事について「推薦」ではなく「支持」にとどめて連合本部に報告することを決めましました。

なお、参院選山梨選挙区には自民党の現職・森屋宏さん、共産党の新人・早田記史さん、参政党の新人・永田己貴さんも立候補する予定です。