バスケットボール・B3リーグのプレーオフ準決勝“運命の第3戦”、新潟アルビレックスBBはアースフレンズ東京Zに敗れ、この時点でのB2昇格を確定できず、3位決定戦で昇格を目指します。
第2戦に続いて、第3戦もなかなか3ポイントが決まらない新潟ですが、インサイドからムトンボ ジャンピエールが得点を重ねます。ただ東京Zも3ポイントを中心に得点を重ね、第1クォーター終了時点で11対17とリードを許します。
第2クォーターは、五十嵐圭の3ポイントやムトンボの得点で追い上げると、川村の3ポイントも決まるなど東京Zをとらえると、さらに樋口蒼生が3ポイントを2本決め、31対29とリードして前半を折り返しました。
後半第3クォーターの立ち上がり、東京Zに連続得点を許し、逆転された新潟はなかなかショットが決まりません。それでも川村が3ポイントを決めると、ターンオーバーからカイル・ハントが2ポイントをしっかりと沈めます。ただ、45対47と2点リードを許し、最終第4クォーターに入ります。
運命の第4クォーター、新潟はカイル・ハントの3ポイントや樋口の2ポイントで東京Zを追い上げますが、56対66で敗れた新潟は準決勝3試合を1勝2敗で終え、この時点でのB2昇格を確定することができませんでした。
ただ、東京ZはB2昇格に必要なライセンスがないため、新潟は岩手ビッグブルズとの3位決定戦に臨み、勝った方がB2昇格を勝ち取ることになります。
運命の3位決定戦は17日から岩手県盛岡市の盛岡タカヤアリーナで行われます。
【試合結果】
新潟アルビレックスBB 56-66 アースフレンズ東京Z
(1Q:11-17、2Q:20-12、3Q:14-18、4Q:11-19)