山形県寒河江市で、紙だけで昭和の日常を作り出すペーパークラフト展が開催されています。

制作した男性作家にその魅力を聞きました。

駄菓子屋さんの前で好きなおやつを手にする子どもたちや、自転車に乗って街にやってくる紙芝居屋さん。

寒河江市の道の駅で開かれている「ペーパークラフト展」の作品です。

これらの作品を手掛けたのは、米沢市出身のペーパークラフト作家中村隆行さん(68)です。

中村さんはサラリーマンとして働いていた52歳の時に趣味でペーパークラフトを始めました。

すると、物作りの楽しさに惹かれ、いまでは県内外で展示会を開くほどになりました。

会場に展示されているおよそ90点の作品はどれも何十種類もの紙を使い分け作られたものです。

紙わっさ 中村隆行さん「自分の思い出や子どものころの記憶をベースにした作品が多い」