「ひめゆり」をめぐる西田昌司参院議員の発言や謝罪・撤回の内容について、石破総理が異論を唱えました。一方、参政党の神谷宗幣代表からは西田議員を擁護する発言も出ています。

石破総理は12日の衆議院予算委員会で答弁し、ひめゆり学徒隊について「ああいうことはあってはならない」などと述べたうえで西田議員の発言に異論を唱えました。

▼石破総理
「いかにして民間人を戦場に置かないかということが、私はあれがひめゆりが一つの原点だったし沖縄戦が原点であったし、私はその思いを強く持っております。したがいまして、この発言については、私は認識を異に致しておるところ」

一方、参政党の神谷宗幣代表は10日、青森県内で行われた街頭演説で「教科書もマスコミも全部間違えている」などと述べ西田議員を擁護。沖縄戦に関する発言については「近い認識だ」と西田議員に同調しました。