今月2日、国頭村の川でヤンバルクイナが泳ぐ様子を野鳥愛好家が撮影しました。やんばるの生物たちの保護に長年取り組む専門家は「非常に貴重な映像」と話しています。

軽やかなステップで水辺を歩くヤンバルクイナ。川べりの草むらで何かをくちばしにくわえると、そのまま水の中へと突き進みスイスイと泳いでいます。

映像は今月2日午前7時ごろ、国頭村の川の河口近くで、野鳥愛好家の大城剛さんが撮影したものです。

撮影歴40年ほどの大城さんは、ヤンバルクイナが水浴びをして身体についた虫を取ったり、毛並みを整えるような仕草はよく見かけるものの、「泳ぐ姿は初めて見た」と話していました。