大分銀行の2024年度の決算が12日発表され、金利上昇を背景に貸出金利息や有価証券の利息配当金が大幅に増加して2期ぶりの増収増益となりました。
大分銀行は12日、2024年度の決算を発表し一般企業の売り上げにあたる経常収益は658億800万円で、前の年から41億800万円増加しました。政策金利の引き上げで貸出金利息や有価証券利息配当金が増加したことが大きな要因です。

経常費用は同じく金利上昇により預金利息の支払いが大幅に増えたことで561億2600万円と前年から20億2200万円増加しました。
費用を差し引いた経常利益は96億8200万円と前年から20億8600万円増え、当期純利益は66億2600万円と2期ぶりの増収・増益となりました。今期については引き続き資金運用収益の増加により増収増益となる見通しです。