大分市内に住む20代男性が副業あっせん名目で、約190万円分の暗号資産をだまし取られたことがわかりました。

警察によりますと男性は4月28日、携帯電話で副業サイトを閲覧したことをきっかけに、LINEのアカウントに誘導され、副業に関する説明を受けた後、アンケートに答えました。

5月1日男性の携帯電話に050から始まる電話番号から着信があり、男から「AIが自動的に選んでくれる商品を仕入れ、高く売ることで利益を得られる。副業のためにはAIツール費用などがセットになったプランに入会しなければならない」と説明されました。

2日、男性の携帯に再び電話があり、別の男から「ローンの申請を行い、融資されたお金をプラン費用として送金してもらわなければいけない」と要求されました。

話を信じた男性は相手の指示に従い、暗号資産取引アプリをインストール。4回にわたり、暗号資産約190万円分を指定された口座に送金し、だまし取られました。

相手と連絡が取れなくなったことを不審に思い、男性が9日警察に相談して詐欺被害にあったことがわかりました。