岩手県内は各地で田植え作業が進んでいます。そんな中、奥州市の小学校では米作りについて学ぶ授業が行われ、子どもたちが田植えを体験しました。

(甲斐谷キャスターリポート)
「子どもたちの元気な声が響いています。挑戦しているのは田植え、ほとんどの子たちが初めてということです」

田植え体験が行われたのは奥州市の水沢南小学校です。
この取り組みは、胆沢平野土地改良区と学校が協力して市内の小学校で行っているもので、水沢南小学校での体験は今年度で13回目です。
12日は5年生の児童113人が学校の近くにある実習用の3アールの田んぼでクラスごとに田植えを行いました。

子どもたちが植えたのは、もち米「コガネモチ」の苗です。
裸足になった子どもたちは、田んぼに足を入れると慣れない感触に大きな声を上げていました。

(児童は)
「めっちゃ冷たくて足が痛いです。おいしいお米になってほしいです」


「土の感じがぬるぬるしていて楽しいです!(うまくできましたか?)ちょっと下手でした」

この後、子どもたちは稲の成長を見守り、10月には手刈りでの稲刈りと脱穀を体験します。

さらに11月には、収穫したもち米を使った料理の試食会が行われる予定です。