天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが、能登半島地震の復興状況を視察するため、5月18日から2日間の日程で石川県七尾市と志賀町を訪問されると宮内庁が発表しました。愛子さまにとって、初めての被災地訪問となります。

宮内庁によりますと、愛子さまは、七尾市では「和倉温泉お祭り会館」を訪れ、祭りを復興させた取り組みを聞くほか、がれきの除去などを行った大学生ボランティアと交流されます。その後、仮設住宅で被災者と懇談される予定です。

翌19日には志賀町を訪問し、地震で被災した人たちが運営する仮設店舗を視察するほか、町の被災者支援センターで支援者らを労われます。

愛子さまが被災地を訪問されるのは初めてで、当初、2024年9月に予定されていましたが、直前の豪雨災害で取りやめになっていました。

宮内庁によりますと、愛子さまは能登半島地震や豪雨災害に心を痛めていて、可能な状況になれば被災地を訪問したいという思いを持たれていたということです。