不漁続きの魚に変化?「黒潮大蛇行」終息の兆し

5月9日、気象庁は7年9か月にわたり続いていた「黒潮」の大きな蛇行が終息する見込みだと発表しました。
暖かい海流である「黒潮」が紀伊半島から東海沖で南に大きく蛇行する状態「黒潮大蛇行」が終息することで、捕れる魚の種類や漁場の位置が変わるなど、漁業に影響が出る見通しだということです。
黒潮の流れが日本列島に近づくことで、カツオやマグロなどは比較的近くで獲れることとなります。

黒潮大蛇行が終わるとなるとどうなるのでしょうか。
幼魚水族館館長の鈴木香里武氏は
「漁業に大きく影響するだろう。元の水温になれば、活動も戻ると思う。水温差に敏感なサンマも漁獲量が安定する可能性もある」と話しています。

(ひるおび 2025年5月12日放送より)