災害時の薬剤師の役割を考えるきっかけにしてもらおうと12日、岩手医大の学生が避難所運営を体験しました。

薬学部の2年生30人が、3人から4人のグループに分かれて避難所運営を疑似体験できるカードゲームを行いました。
学生たちは妊婦や高齢者のほか、障害の有無やペット同伴など、カードに記された避難者をどのように収容し、避難所の受付や運営本部をどこに設置するかを考えました。

(岩手医大薬学部2年 盛合聖亜さん)
「トイレを置く場所をプールにしたんですけど、後になってプールを使わなければならない場面が多くなって、失敗したなと思いました」
学生たちは13日から3日間、3つの班に分かれて沿岸被災地を訪れ、震災当時、避難所運営に携わった行政の職員や薬剤師から話を聞きます。