実際に使ってみた選手は…

大石 港 選手「強い打球が飛ぶ範囲が広い感じあります」
川道 樹 選手「最短距離でバットが出る。スムーズにバットが出るようになったと思う」

この「魚雷バット」の価格は2万円前後で、一般的な木製バットと変わらず、重さや長さなどの基準をクリアすれば、大学野球や高校野球でも使用できます。

大石 港 選手「打球が詰まった時に今まで内野フライだったのが間に落ちたり、詰まって外野フライだったのが、頭を超えていったりする感覚がある」

川道 樹 選手「もともとバットの手前でボールを寄せて打ってしまうタイプ。魚雷バットを使った時に、芯に当たる感覚があって、いいなと思った」

一方で、こんな意見もあります。

山下敬大 選手「自分としては振りづらい。打球の伸びが魚雷バットより普通のバットの方があった。練習も試合も含めて。試合も近いので、魚雷バットは、いったん使うのはやめようかなと」
川道 樹 選手「今までのバットの方が先っぽが重たい分飛んでいた。飛距離は今までのバットの方が出ると思う。芯に当たる確率というか、コンタクト率は魚雷バットの方がいいと思う」

こんなメンタル面での効果を期待する声も…

林田倫彦 監督「相手投手に魚雷バットを使っているなと思わせるだけでも、メンタルの面も含めて、話題性というところで、うちの武器にしたい」

東海大九州野球部では、3日後の5月15日(木)の試合が、公式戦で初めての使用になります。

※5月15日(木)の試合で初使用へ