幕末の志士、武市半平太が亡くなって160年になります。11日、高知市の神社で生前の功績をたたえ例祭が開かれました。
土佐勤王党を結成して尊王攘夷を唱えて活動し、半平太と呼ばれていた武市瑞山。土佐藩主、山内容堂と政治姿勢で対立して投獄され、慶応元年(1865年)の5月11日に切腹し37歳の生涯を閉じました。

11日、墓の近くにある瑞山神社で例祭が開かれ、関係者らが半平太を偲びました。『瑞山記念館運営委員会』は11日の例祭を機に会長を始め、委員が若返り新たな体制で活動を続けます。

(瑞山記念館運営委員会 蒲原哲哉さん)
「半平太の思いを、この地で160年間守ってきました。これからも若い世代に向けて受け継いでいきます」

神事の後、広場では『高知県剣道連盟居合道部』に所属する、6人が土佐藩に伝わる流儀での居合道の演舞を奉納しました。
