オランダの農業専門学校の学生が高知を訪れ、日本の農業を学んでいます。2009年の友好園芸農業協定の締結から続く交流です。

高知県を訪れたのはオランダにあるウェストラント市農業専門学校レンティス校に通う学生6人と教員2人です。県は先進的な環境保全型の農業に取り組むウェストラント市と2009年に友好園芸農業協定を結んでいて学生同士の交流を続けています。オランダからの訪問は9回目で、松村晃充(まつむら・あきみつ)部長は「交流を通じてオランダと高知の絆を深めてほしい」と歓迎しました。学生たちは5月19日までの11日間、農業技術センターや県内の農場を視察するほか、紙漉き体験などを行い、文化も学ぶことになっています。

(オランダからの学生)
「高知の文化だけでなく、ここでの農業のやり方を詳しく学びたい」

(オランダからの学生)
「どうやって自然災害からグリーンハウスを守っているのか学びたい」

学生たちは12日は県立農業大学校を訪れ、交流や視察を行います。