京都の西陣織をあしらったハンドバッグに、ヴィンテージ加工を施したような名刺入れ。どちらも一見、革製品に見えるが、実際は違う。生産過程で余剰となった植物資源から生み出された、新素材の “ヴィーガンレザー” が用いられている。
開発したのは、創業4年目のベンチャー企業「アナンティア」だ。
▼アナンティア 伊江玲美代表
「 “未利用資源” とか、価値がないというのは、人間が考えてないから。人間の責任」
「アナンティア」は現在、新素材「ZenLeather(R)」の実用化に向けて準備を進めている。ZenLeather(R)は人工革の一種で、動物の皮を使用するアニマルレザーに対して、ヴィーガンレザーと呼ばれる。
