千葉県の「いすみ鉄道」で13年以上走り続けたディーゼル車が引退することになり、記念のイベントが行われました。

去年10月に脱線事故が起きて以来、現在も全線での運転見合わせが続くいすみ鉄道の大多喜駅では、きょう、2011年から13年以上走行してきたディーゼル車「キハ52 125号」の引退記念イベントが行われました。

訪れた地元の子ども連れや鉄道ファンは、車両に乗り込んだり記念写真を撮影したりするなど、キハ52との別れを惜しみました。

いすみ鉄道によりますと、車両の老朽化が激しいうえ、交換部品の調達が困難で必要な検査にかかる費用も高額なため、営業運転の終了を決めたということです。