女子サッカー・SOMPO WEリーグのアルビレックス新潟レディースは11日、アウェーでジェフユナイテッド千葉レディースと対戦。後半、DF横山笑愛が決めた1点を守り切り、1対0で勝利しました。
新潟は立ち上がりから選手同士の距離感が良く、ボールを奪ってパスをつないで、千葉ゴールに迫ります。序盤はセットプレーから立て続けにシュートシーンを作ると、飲水タイム明けの25分ごろからはワンタッチでボールをつなぐシーンも見られました。
32分にはMF川村優理のパスを受けたMF滝川結女が敵陣深くから折り返すと、FW新堀華波がシュートを放ちますが、これはキーパーに阻まれます。前半終了間際には、FW新堀がスルーパス。受けたMF滝川がシュートを放ちますが、これもキーパーにセーブされ、前半は0対0で折り返します。
後半も変わらず攻め続ける新潟は17分、フリーキックからFW山本結菜が頭で狙いますが、惜しくも枠をとらえきれません。すると、22分でした。またもフリーキックから、MF杉田亜未のボールにDF横山笑愛が頭で合わせて先制点を上げます。
終盤には、MF上尾野辺めぐみがMF杉田に代わって投入されます。これで上尾野辺はなでしこリーグ・WEリーグ通算366試合出場の新記録を樹立しました。
このまま1点を守り切った新潟は千葉を1対0で下し、今季初の3連勝を決めました。