土佐の戦国大名、長宗我部元親を知ってもらおうというイベントが南国市で開かれました。世界で初めて、甲冑を着ての「あんぱん食い競争」も行われました。

“あんぱん”に一目散に駆け寄る子どもたち。頭にはかぶとをかぶっています。南国市の歴史民俗資料館で毎年行われている長宗我部フェス。今年はやなせたかしさん夫妻をモデルにしたドラマの放送に合わせて、「世界で初めて」の甲冑あんぱん食い競争が開かれました。

高知県内外からおよそ30人が参加。本格的な甲冑だけでなく、少し軽そうな「甲冑」を身にまとい、ゆらゆらと揺れ動くあんぱんを口でキャッチします。

▼参加者は
「掴んだと思ったら離れるのでそこが楽しかった」
「とても楽しかったです。かぶとがない分速く走れました。やわらかくて甘くてあんこがたっぷりですごくおいしいです」

また、鉄砲隊による火縄銃の実演も行われ、訪れた人たちはその迫力を目の前で感じていました。