八十二銀行の24年度決算は経常利益、純利益とも過去最高となりました。

八十二銀行は25年3月期(24年度)の決算を発表し、長野銀行などグループ全体の連結決算で、経常利益は前年度を286億円上回る638億円となりました。

純利益は109億円増加して479億円で、いずれも過去最高となりました。

ゼロ金利政策の解除による貸出金の利息収入の増加などが要因としています。

八十二銀行は、26年1月に長野銀行との合併を控えていて、中村誠常務執行役員は「店舗も大きく統廃合するため、スムーズに実行していきたい」と話しています。

八十二銀行では、25年度通期の業績予測について、トランプ関税の影響など不確実な部分もあるとしつつも、経常利益、純利益とも24年度を上回る見込みとしています。