羽田空港のターミナルビルを運営する会社の社長らが自民党元幹事長の長男が社長を務める会社に対して、経済的利益を与える目的で契約相手の選定や変更などをする不適切な取引を行っていたことが明らかになりました。
この問題は、日本空港ビルデングの子会社が羽田空港のターミナルビル内に設置しているマッサージチェア事業について、自民党の古賀誠元幹事長の長男が代表を務めるコンサルティング会社におよそ1億円を支払っていて、これが所得隠しにあたると東京国税局から指摘されていたものです。
しかし、この子会社は指摘を受けたあとも別の会社を経由して支払いを続けていた疑いがあったことから、日本空港ビルデングの特別調査委員会が社内調査を行い、きょう、その結果が公表されました。
調査報告書によりますと、コンサルティング会社に対し、経済的利益を与える目的で取引をするように日本空港ビルデングの横田信秋社長が主導し、鷹城勲会長も容認し、助長させていたと明らかにされました。
さらに、不適切な取引は空港内の広告代理店業務や、コンサルティング業務でも確認されたということです。
特別調査委員会は、主に鷹城会長が特定の事業者を取引先とするようにトップダウンで指示し、疑問を抱いても指示に従わざるを得ない状況があったと指摘。
さらに、横田社長自らが子会社の役員とともに契約相手の選定を行っていたことなどから、経営トップの刷新が不可欠としました。
この報告書を受け、きょう、横田社長と鷹城会長は辞任し、今後は「経営に関与することはない」と話しているということです。
日本空港ビルデングは「調査結果を真摯に受け止め、関係者の厳正な処分を実施し、コーポレートガバナンスの強化に向けた再発防止策を実施する」としています。
注目の記事
長髪の県職員パパが「髪のドナー」になった日 きっかけは亡き義母を支えた“日常”

故郷・岡山で食べたいのは、まさかの「あのチェーン店」冬季五輪金メダル・木村葵来選手が帰郷 4年後の五輪は「僕が1位で、弟が銀メダル」【スタジオ生出演】

「クソババァとか最低なことを」山形南高校、飾らない言葉で彩られた卒業式 答辞の原稿を捨てて語った”本当の思い”

ホームから転落した妊婦… 救ったのは高校生 「ためらいなかった」 電車到着5分前の“救出劇” SNSを通じて奇跡の再会

”頭部に強い衝撃”生後11か月の娘の死から8年 裁判で無罪を訴えた母親(29)「病気を持っていたせいで命を奪ったと思いたくなかった」 母親の暴行の有無が争点 判決は3月3日【裁判詳報・前編】

終了迫る「3Gガラケー」そのままにしておくと自動解約→電話番号消失に あなたや家族は大丈夫? 携帯料金の支払いグループ、ファミリー割引…家族のスマホ回線に影響する可能性も【サービス終了まで1か月】









