東京都議会の自民党会派「都議会自民党」の裏金事件を受けて、政治倫理に関する条例を検討する都議会の委員会は、都議会自民党の会計担当をしていた事務職員ら2人を参考人として招致することを決めました。

都議会では、「都議会自民党」が開いた政治資金パーティーをめぐる裏金事件を受けて、政治倫理に関する条例を検討する都議会の委員会が設置され、審議が続けられています。

委員会はきょう、公明党、都民ファーストの会、共産党、立憲民主党から提案された「都議会自民党」の会計担当をしていた事務職員ら2人を参考人として招致することを決めました。

会計担当をしていた1人は、今年1月、政治資金規正法違反の罪で東京簡裁から罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を受け、確定しています。

委員会はこれまで、不記載があった2019年と2022年の政治資金パーティーが開催された当時、都議会自民党の幹事長を務めていた2人を参考人として招致しています。