5月12日の「看護の日」を前に9日、山口県山口市の病院で妊婦体験やだっこ体験などのイベントが行われました。


看護の礎を築いたナイチンゲールの誕生日にあわせて、5月12日は「看護の日」です。

山口赤十字病院では看護について知ってもらおうと、毎年イベントを開いています。

会場では、重さ7キロの専用ジャケットを身につける妊婦体験があり、訪れた人たちが妊婦の大変さを感じていました。

重さ3キロの赤ちゃんの人形を抱くだっこ体験もありました。

小原大空翔 記者
「どういったことを気にしながらだっこしたらいいのか?」
看護師
「反り返ったりすると赤ちゃんがしんどいので、足がM字で曲がって、手がWで曲がって、赤ちゃんがすっぽりはまっているか確認してあげるといい」

看護師による健康相談のほか、血圧や握力の測定コーナーも設けられました。

山口赤十字病院 大林由美子 副院長兼看護部長
「高齢化が進んでおりまして看護を必要とする方も増えてきていると思う。イベントを通して身近に看護を感じていただいたら」



山口赤十字病院のキャラクター「やまクロ」や、日本赤十字社の「はートラちゃん」との撮影会も行われました。