西鉄グループは2024年度の決算を発表しました。
国際物流事業が好調だったことなどから営業利益は過去最高となりました。

西鉄グループの2024年度の決算は、売り上げにあたる「営業収益」が前年度より7.7%増えて4435億円、営業利益が3.0%増え過去最高の267億円となりました。

国際物流事業が好調だったことやホテル事業で客室単価が上昇したことに加え、バス事業では去年1月の運賃改定の効果もあったということです。

一方、林田社長は4月24日に開業したワン・フクオカ・ビルディングの来館者数が8日に100万人を超えたことを明らかにしました。

西鉄 林田浩一社長「滑り出しとしては、商業施設として極めて好調に始まったんじゃないかなと思っています」

今年度は、ワン・フクオカ・ビルディングの開業などにより営業収益は4700億円、営業利益は人件費の増加や減価償却費の増加などにより250億円と「増収減益」を見込んでいます。