「大阪・関西万博」の関連イベントを『ねぶた』が盛り上げます。会場にあわせて今回は大阪城をモチーフに作られ、9日に大阪に向けて発送されました。

大阪城をモチーフに、彩り豊かに作られたのは「ネップ・アート大阪城」です。

手がけたのは、ねぶた師・福士裕朗さんで、2024年の「青森ねぶた祭」で出陣した大型ねぶたから和紙を1枚ずつはがし、そのデザインをいかしながら再利用しています。

9日は、天守や石垣などのパーツがトラックに積み込まれ、展示場所となる「大阪・関西万博」の関連イベントに向けて発送されました。

ねぶた師 福士裕朗さん
「この作品を見て、『これはなんでこんな形でできているのか?』『なんなんだ?』と気付いてもらい、『青森ねぶたのアップサイクル(再利用)なんだ』と。(そこから)『青森ねぶたを見に行ってみたいな』『観光してみたいな』とつながればいい」

「ネップ・アート大阪城」は11日、大阪市の「なんば広場」でお披露目されたあと、万博期間中の10月まで御堂筋の商業施設などで巡回展示されます。