ハロウィーンがやってきます。しかし、まだ「コロナ禍前」のようにはいかないようです。名古屋・栄、オアシス21周辺を取材しました。

(記者)
「例年ハロウィーンでたくさんの人が訪れる、栄のオアシス21ですが、今年は入場規制で立ち入ることができません」

名古屋市東区のオアシス21。いつのころからかハロウィーンの聖地と化していますが去年に続き今年も閉鎖するとのこと。

広場にある店は今月31日の終日休業が決まっています。

コロナ禍前の2019年。仮装したおよそ8万7000人が詰めかけました。

一方、栄の歩行者天国ではご機嫌な愛知・大村秀章知事。そのパフォーマンスも恒例となっていました。しかし…

(2020年 大村知事)
「ハロウィーンのイベントや行事、主催者のいないところにはいかないで」

新型コロナの感染拡大。おととしは自粛が呼びかけられましたが…

(記者)
「コロナ禍のハロウィーンですが、コスプレをした多くの若者であふれかえっています」

オアシス21では警備員を普段の10倍に増やし、広場では一時入場制限が行われました。

そして去年、ついに入場規制され当日の午後6時で地下の広場や屋上が閉鎖。





(記者)
「(地上には)ものすごい人が集まっています。みんなで踊ってますね」


行き場を失った人たちが地上の広場に続々と…

「めっちゃ人が多くてびっくりしました」「超にぎやか」

そして、戦隊ものの格好をした人たちに聞くと…

「ドンキにこれしかなかった」

規制されても止まらぬ思い…

そしてことし。10月28日に栄のドン・キホーテ栄本店を訪ねてみると…




(ドン・キホーテ栄本店 バラエティ売り場担当 塩屋春佳さん)
「去年に比べて1・8倍の売り上げになっている」

去年を上回る売り上げを見込み、9月2週目には売り場開設。予想以上の売り上げに驚いているとのこと。よく売れているのは手軽に楽しめる小物類だということです。

(ドン・キホーテ栄本店 バラエティ売り場担当 塩屋春佳さん)
「この2、3年くらいは我慢して、やりたくてもできない状況が続いていたと思うが、ことしは少しコロナも落ち着いて、自分の好きなものを来てもらえれば」