心筋虚血の疑いで検査入院中の上皇さまを見舞うため、きょう(9日)も上皇后美智子さまが東大病院を訪問されました。上皇后さまのお見舞いは3日連続です。

上皇后さまはきょう午前11時半ごろ、検査入院中の上皇さまを見舞うため、東大病院に入られました。

上皇后さまのお見舞いは3日連続で、きのう、おとといも4時間以上病院で過ごされました。

おととい(7日)は病院で上皇さまと昼食をともにするなど、上皇さまのすべての検査が終わるまで寄り添われたということです。

上皇さまは入院後も自覚症状がなく、側近が「痛みや苦しいところがありますか」と尋ねると、上皇さまは「特に苦しいところはない」と話されたということです。

入院は2012年に心臓冠動脈のバイパス手術を受けられて以来で、2022年には、心臓のポンプ機能が低下する「右心不全」と診断され、以降、投薬と水分の摂取制限を続けられてきました。

宮内庁によりますと、上皇后さまには「自分の務めは上皇さまを近くで支えること」という強い思いがあり、病院からお住まいの仙洞御所に戻ってからも上皇さまを案じられているということです。