去年の東京都知事選に立候補したAIエンジニアの安野貴博氏が、夏の参院選に立候補すると表明しました。新たに政治団体を立ち上げたうえで、比例区から出馬するということです。

AIエンジニア 安野貴博氏
「テクノロジーで日本を良くしていくための最短経路であり、最善の道は自ら永田町に議員として入っていくことであって、自ら政党を立ち上げることにいたしました」

安野氏は、“政治や行政の現場は民間と比べ、デジタルを使いこなそうとする意識が低い”と話し、オンライン上で政策を議論するシステムを導入することなどにより、「テクノロジーを駆使して、政治をアップデートする」と訴えました。

その上で、夏の参院選に向け、政治団体「チームみらい」を立ち上げ、自身は比例区から出馬すると表明しました。「チームみらい」からは、比例区を含め全国に10人以上の候補者を擁立するということです。

安野氏は去年の都知事選でAIなどのデジタル技術を駆使した選挙戦を展開し、5番目に多い15万票あまりを獲得していました。