誤交付されたのは、仙台市が2023年度と2024年度に市内の医療機関に対して交付した「仙台市医療機関物価高騰対策支援事業補助金」です。

市によりますと、交付対象は「保険医療機関」でしたが、健康保険が適用されない医療機関にも案内文書を送り、補助金を交付したということです。

誤って交付した金額は、2023年度は107の診療所に合わせて1070万円、2024年度は17の診療所に対し合わせて170万円で合計1240万円に上ります。

仙台市は誤って交付した診療所に対し文書と電話などで説明し、補助金の返還を依頼するということです。