政府が来年度中に創設を目指す「防災庁」を、福島県いわき市に誘致するため、官民が連携する新たな組織が立ち上がりました。

いわき市への防災庁設置を目指す新たな組織、期成同盟会は、7日、初めての会合を開きました。この会は、いわき市のほか、商工会議所や医師会など、10の団体で構成され、石破総理が設置を目指す防災庁の誘致活動を行います。

7日の会合では、今後、誘致に向けた勉強会を開くことや、防災イベントと連携した市民への啓発活動を行うことなどが確認されました。

いわき市への防災庁設置を目指す期成同盟会・小野栄重会長「これだけの大災害を克服し、現在進行中だが廃炉に向かって進んでいる。私たちが得た教訓や知見は膨大なものがある。これを他の全国の方々と共有していくのが、私たちの義務ではないかなと」

期成同盟会では、今後、政府から防災庁の形が示されれば、具体的な提案書を作って、提出することにしています。