夏の海水浴シーズンを前に、愛媛県松山市内の海水浴場では8日から水質調査が始まりました。

この調査は、松山市が利用者の多い市内7か所の海水浴場で毎年この時期に行っています。

このうち堀江海水浴場では、調査員らが船に乗りこみ、およそ100メートル沖合で白い円盤を海中に沈めて透明度を調べたり、大腸菌の数などを調べるために海水を採取したりして、あわせて6つの項目を調査しました。

松山市によりますと、1974年に調査が始まって以降、市内で遊泳に適さないと判定された海水浴場はないということです。

(松山市環境部環境指導課 若江祐介主任)
「水質検査の結果を参考にしていただいて、安心して海水浴を楽しんでいただいて、いい思い出を作っていただきたい。」

調査結果は来月中旬以降、市のホームページや広報誌などで公表されるということです。